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第19話 雫石の戦時体験記を読む① 女子挺身隊について

      2015/09/12

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雫石の戦時体験記を読む① 女子挺身隊について

今年は戦後70年だった。
第二次世界大戦は、1945年(昭和20年)に終わった。

先日、町内の広報で「雫石の戦時体験記」が図書館で貸出しをしているという記事を読みさっそく借りに行ってきた。

「雫石の戦時体験記」は、昭和57年5月に発刊した。
雫石出身者の戦時体験を全5巻で記している。
今回は読んだ感想を。

女子挺身隊とは?

女子挺身隊(じょしていしんたい)は、第二次世界大戦中、1943年に大日本帝国で創設された勤労奉仕団体。
主に未婚女性によって構成された。
戦時中、日本の労働力、国民総動員体制の補助として工場等で勤労労働に従事した。
女子勤労挺身隊、略して挺身隊。
挺進の意味は、自分から進んで身を投げ出して物事をすることだそう。

当時の雫石について

雫石町は、1955年に以下の市町村が合併して出来た町だ。
旧・雫石町、御所村、西山村、御明神村。
戦争当時は、まだ町や村の小さな集落だった。

挺身隊の勤務先

雫石からは以下に挺身隊として参加。
・千葉・木更津
・東京・立川(立川航空本部)
・青森・大湊(海軍工廠)

知らなかったこと

僕は戦争についての特集は見たことはある。
女子が工場みたいなところで、もんぺ(労働用ズボン)をはいて作業していたのを。
今こうやって資料をみると、確かに「若い子」ばかりだった印象は、この挺身隊だったんだと認識した。

東京・立川航空本部での作業

当時は戦闘機の設計図の製本をしていたそう。
具体的には、各研究所から送られた飛行機の青写真や製図をB4に折り、番号順に重ね梱包製本し各部隊へ送っていた。

挺身隊の方々の思い出を少し

箇条書きに、挺身隊の方々の思い出を書いていく。

靴がとても貴重だった

代用品の靴は下駄よりも早く壊れた。
下駄も1か月も履くと煎餅みたいになり割れた。
ズックを送ってもらった時はとても嬉しかった。
日曜日にはどこかに売ってると聞けば皆で買いに行った。

故郷から母親が赤飯を背負ってきてくれた

母親が雫石から、赤飯をたくさん持ってきてくれたとき嬉しかった。
みんなでお腹一杯食べた。
おいしかった記憶は、先日のように思い起こせる。
娘に食べさせたいという気持ちが、何よりも嬉しかった。

B29について

B29の空襲警報がなると30分かけて防空壕まで走って行った。
戦争末期は1日の3分の1ぐらいしか働けなかった。
冬に空襲があったときもある。
昼はまだしも夜中の冷える時など寒さと空白で泣き泣き空を見つめていた。
B29に戦闘機が向かって行ったが、まるでハトを蜂が追って行くように戦闘機が墜されていく、ただ1機だけ体当たりして落とすことが出来たときは手を打って喜んだ。
「困っているのは我々だけでない。アメリカも寒空を防寒具なしで、ガムを食べている。女性の飛行士もいた。」という話を聞いて、「もう少し頑張れば勝てるのだ」と安心させられた。後からずいぶん無知だったと思った。

挺身隊を読んで

戦争は男も女も子供もなかった。
女も戦っていた。
白兵戦だけが戦争じゃない。
銃を持てないなら、戦うための環境を整える「兵站」に動員されていた。

今回はここまで。

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