秋田駒ケ岳で火山性地震
お義父さんとね、晩酌を交わしながら秋田駒ケ岳のニュースを聞いてたわけ。
そしたっけば面白い話を聞いたからみんなにシェアしたいと思う。
ちなみに、この秋田駒ケ岳、すぐに噴火するってわけじゃなさそうだからご安心を。
自然ってね、それは時に猛威を振るう。
畏怖の念を抱く。
恐れ戦く。
あ、今「戦く」ってなんて読むか一瞬迷った?
「戦く(おののく)って読むよ。
で、で、
今も雫石町からも見える秋田駒ケ岳。
これがちょっとした動きを見せてるわけ。
なんらかの。
3月12日に18回。
3月13日に24回。
こうしてプルプルしてる状態があった。
お爺ちゃんみたく。
前回の噴火っていつだっけ?
僕もね、前はいつ噴火したんだろ~って、気になったから調べてみた。
1970年、昭和45年の9月18日、38年ぶりに爆発したそう。
ん?、爆発?
『噴火』と『爆発』って違うの?マジで?
鹿児島地方気象台のHPによると、
「噴火」とは:
火山現象として、火口外へ固形物(火山灰、岩塊等)を放出、または溶岩を
流出する現象で、桜島では噴煙量中量以上(概ね噴煙高度1000m以上)
の噴火や爆発的な噴火の回数をカウント。「爆発」とは:
噴火の一形式である爆発的噴火を略したもので、地下の高温や高圧源での
内圧が増大して起こり、音響とともにガス、水蒸気、岩石等を放出し、空振を
伴う現象。時に火口や山体を破壊することもある。桜島の爆発は地震波形、爆発音、空振、噴石飛散の有無で判断。
なるほど、『ド~ン』ってなったわけだ。
で、内容はというと、
駒ケ岳連山のうち、秋田県田沢湖町にある標高1628mの女岳(めだけ)が爆発した。
時間は夜9時ぐらい。
雷のような大音響、地鳴りがあった。
雫石町橋場地区の報告だと、初めの爆発で高さ200mほどの火柱があがった。
その後は10分くらいの感覚で爆発を繰り返した。
なんと、女岳から約1.5キロ離れた横岳の頂上からは、2メートルぐらい大きな石が飛んでるのが見えた。
ダイナマイトの爆発のような大音響があたりの山々に不気味に木こだましていた。
・
・・・
お、おそろしい。
2メートルの岩って完全に当たったら即死レベル。
車だってぺっちゃんこ。
さぞかし、地元の人も恐れ戦いたに違いない。
だよね~、だよね~、こわいもん。
僕ならお布団にもぐっちゃうよね、こわいもん。
そしてたら、だ。
『あんときゃ~、花火だったな。特に夜は綺麗で屋台でなんか食いながら見たもんだ』
と、いうことをお義父さんが突然、壊れたラジオのように話し始めた。
僕は驚愕の事実を知ることとなった。
かいつまんで書くとこうだ。
連日のお祭り騒ぎだった。
連日大勢の人が見に来た。
お祭りといえば屋台。山頂付近に屋台が設置された。
雫石の46号線も車で一杯なくらい、峠のあたりで車の中から噴火を見た。
もはや花火大会さながら。
秋田の田沢湖から岩手の盛岡市まで、いつもより2時間は遅れるほどの渋滞だったとか。
ま、マ・ジ・で・す・か!?
結局、この噴火では死者は出ず、家屋の損壊もゼロだった。
お祭りで済んだのは実害がなかったっていうのもあるんだろうなぁって思った。
でもさ、山の上に屋台って、どんだけ秋田と雫石の人はお祭りが好きなんだYO!!
まったく、うらやまけしからん。
本当皆さんもお気をつけくださいまし、お命あっての物種でございますから。
・・・
次回も僕もドローンでも持って撮影に行きたいと思います。
画像出典:湯沢河川国道事務所ホームページ(該当ページのURL)
http://www.thr.mlit.go.jp/yuzawa/17_sabou/oshirase/19_oshirase/iinkai/iinkai.htm