第44話 岩手県は雫石町が初!! まちライブラリーに参加してきましたよ!!

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オッケー、みんなが持ってる1冊の本から始められる、まちライブラリーに参加したお話します。

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お日柄の良いある一日。
まちライブラリーというイベントに参加してきましたよ。

ほら、僕もね、移住して1年とちょい。
そろそろ、正直友達が欲しい。

友達100人できるかなっ♪
ってね、あのね、大人になったらねそんなこともないわけ。

雫石町、歩いてるとあ~んま人みないんだよね。
もちろん、おじいちゃまとかおばぁちゃまはたまに会う方にはご挨拶しますよ。
人生の大先輩ですから!!。

ん~っと、こう考えるとね、『人生の大先輩』しか住んでない町なんじゃなかって錯覚するよね。

だからさ、ここらでちょっと、年の近い人とも出会ってみたい!
一念発起!!

定員は40名との話だったんだけどね~。
正直、10人くらいしか集まらないっしょ~。

田舎町だよ~って思ってました。
はい、これからは5分前行動します。

人口密度がね、すでに濃い!!。は~い、ヒラサワさん余裕でブービー賞確定でした。

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ご覧ください。
あ、ん?

ん~?
あってるよね、この場所。

38名ぐらい埋まってました。
この早く座るという陣取り合戦。

早くもヒラサワさん、ブービー賞の模様です。

まちライブラリーについては、
まちライブラリーとは、まちのカフェやギャラリー、オフィスや住宅、お寺や病院などの一角に共通の本棚を置き、そこにメッセージ付の「本」を持ち寄り、交換しながら「人」の縁をつむいでいく活動です。 2011年春からスタートし、現在、東京、大阪、埼玉、名古屋、兵庫、奈良など70カ所近くで展開しています。

最初に礒井 純充講師からお話を頂まして、どんな活動をしてるのかご拝聴させて頂きました。
実体験の話に、ぐっと引き込まれるような。

は~い、本のご紹介するよ~。人の数だけ本がある。そして何故か本かぶらない。

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人が違うと本も違う。
礒井講師のおっしゃるとおり、誰一人かぶりませんでした。
実は鞄に2冊本が入っていて、『海賊と呼ばれた男』とか、結構メジャーな本だったんだけどそれも被ることはなかったよ。

本の紹介が始まりました。
本当に個性的なご本を持ってきてた。
体操の本とか、にゃんこの教えとか、人にやさしい社会とか、バスケの本とか。

レインボー体操、レインボークドウさんの本。
これ、腰痛持ちの僕にもイイ。
おじいちゃんもおばあちゃんもできるのだから、僕もできるだろう。

にゃんこの本、これも読ませて貰ったんだけど、あ~、落ち込んだ時とかほんとなんとかなりそう。
これ読み終わったら、猫になってるかも。
ベットのお供にしたい一冊。

やさしい社会、子供の気持ちで社会で見つめたらよりよい社会が見えてくる。
これもいいなぁ。

なんか、昨今、難しい言葉とカタカナでわからないことだらけなことあるじゃないですか。
スマホ片手じゃないと、何言ってるかわからないことも多いんだよね。
え?、そんなことない?マジで?

リアル。
あ、これ知ってる!!

車いすバスケの話。
きっかけはそれぞれの主人公たちが、何事も一生懸命頑張って生きる姿。
これ見ると僕も何かと努力しないとなって思うんだよね。

いや~、みなさんのご紹介の本。
読んでみたいのばっかり。

ヒラサワさんの出番来ました。
あれ?この瞬間、頭の中でにゃんこが車いすでレインボー体操してた。

ささっ、紹介しますよ~!

ん?
んん?
『凍』

うん、若干ね、なんか毛並みの違いを感じたよね。
って思ったんですが、僕なりに。

『・・・・以上です!』
って、お話しした後の少しばかりの
ぽっか~ん感。

いや~、僕的には究極的に迷ったわけです。
迷ったといっても、『砂漠の話』か、『雪山の話』かの2択でしかなかったんだけどね。

どちらも実話。
上温湯隆さんの「サハラに死す」

サハラ砂漠は東西7000キロを一人で横断しようとした若者の話。
結果、渡りきることは出来ず、渇死してしまったのだけれども。一人の人間の生き様が、手記からひしひしと。

そしてまざまざと見て取れる、砂漠の熱気のような燃えたぎる情熱を感じ取った一冊。

沢木耕太郎さんの「凍」
これも衝撃を受けた一冊。

山之井夫妻が、何年か前にテレビでオルカという未踏の山を制覇したテレビを見たのがきっかけだった。
この本は、2002年にヒマラヤのギャチュンカン登頂の帰途に遭遇した雪崩で九死に一生を得た話が載っている。

泰史氏は、手と足の指5本。妙子さんは全部で18本を失ってしまった。
オルカに挑んだのはこの話の後だったんだ。

そう思いながら1ページ1ページを読んだ記憶がある。

ん、文にすると全然ライトじゃないな。
ここまで、にゃんこ感とか一切なし。

でもさ、そういう極限の条件の中で人の生き様を垣間見れた本を僕は紹介したいと思ってた。
雫石もね、厳しい自然じゃん?

過去はマイナス20度、今年もマイナス13度くらいにはなったし、こういう話を読んで感じることってあると思ったんだよね。
お~、でもでもよかった。

まちライブラリーに付加価値をつけよう!!

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その後はワークショップ。
まちライブラリーを使ってやりたいことをみんなで考えま~す!

ペタペタと付箋に書いて大きな画用紙に貼る。
あ~、この感覚。

工作。
すごくいいなぁ。

ワークショップってこういう感じだね。
ヒラサワさん、初めての体験。

普段はこういうのやらないし、講師の先生もいて仲間もいて。
この一体感。

何かを一緒に考える一体感。
いい!

全部で5グループあったんだけどね。
僕のグループで考えた特徴は、離れたところに本棚を作る。

これは例えば、公民館とか神社とか、普段あまり人がいかないところ。
こういうところをまわることでそれが巡回になって結果防犯になるという。

他には、ビニールハウスを利用したり。
これも面白いよね?

ほら田舎ってさ、ビニールハウスたくさんあるわけ。
冬でもね、ほんのりあったかかったりするんよ、日差しがあれば。

古民家とか空き家を使ってもいいし。
郷土料理とかもいいよね。

ほら、重っこ料理とか伝統的なのがあるし、それを伝えていく場にもなるし。

他にはトラックを利用するとか。
移動式の図書館だね。
雫石は、元祖軽トラ市の町なんだよ。

たくさんのトラックで、各々が好きなものを販売とか出来るの。
これに本を乗せるわけ。

そうすれば、本の循環もできるってわけ。
血液みたいに巡らせることは、結果として活性に繋がると思うんだよね。

懇親会はみなさんご存知、寺の下bigbangでございます!!

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終わった後は懇親会。
食べて飲んでの懇親会。

おいしいお酒と料理でテンションはマックス。
いろんなお友達が出来ました。

こういう場いいねぇ。
友達もたくさん出来ました。

漫画喫茶出来るほどの本があるウラタさん。
馬が大好きミワさん。
裸参りもやっちゃうレインボークドウさん。

いや~、お酒も入っちゃって、ホッペ痛くなるほどおしゃべりしちゃった。

そうそう、たぶん、今回のワークショップで一番元気だったおばぁちゃんの話。
なんと91歳とのお話。

ワークショップ終わっての片づけ、なんと座布団三枚もお持ちになっていて驚きました!!
お声かける前にさ~って。

陸前高田からのご参加とは。
僕だけじゃないよね?、きっとみんなが元気貰ってた。

というかやっぱ話し方にも魅力があるんだよね。
って、ちょっとしたローカルな話しちゃったね。

結果、楽しんでテンションを上げる会でした。

後日、ヒラサワさんの一言、盛岡タイムスさんに掲載されていました!

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あ!
あぁ!!
僕のコメントが盛岡タイムスさんに掲載されてました。
同町の平澤剛さん(35)は「まちライブラリーは一方的に行われる取り組みではなく一般の住民が参加してみたいと思ったことが形になっていることを感じた。本がその活動に参加するためのチケットのような存在になっているのも面白い」と話していた。

お~、なんだろうこの。
「いっちょまえ感」

盛岡タイムスの記者様、僕のような若輩者の声をすくってくださいましてありがとうございます!!
これからもいろいろ参加していきたいと思った所存であります!!

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第44話 岩手県は雫石町が初!! まちライブラリーに参加してきましたよ!!” に対して2件のコメントがあります。

  1. 高橋智 より:

    はじめまして。
    花巻市に住む、高橋と申します。
    (移住者です。今は花巻市東和町の古い商店街に住んでいます)

    私は まちライブラリーにとても興味がありまして、
    作りたい・活動していきたいと考えて、今いろいろ調査中です。
    (来週には磯井さんと東京で会う予定になっています)

    ネットで検索していたら、こちらのブログを見つけました。
    磯井さんの講演会が開かれていたとはびっくりでした。

    雫石では、その後 なにか取り組み予定があるのでしょうか?
    いろいろ知りたい、お聞きしたいですね。

    もし、可能であれば 教えていただきたいです。
    よろしくお願いします。

  2. hirasawa_tsuyoshi より:

    コメントありがとうございます。
    礒井さんのお話とても心打たれると思います^^
    大きな町も小さな町も、本で繋がれるとても素敵な活動ですよね。

    ご存知かもしれませんが、以下のページでいろんな市町村のまちライブラリーの情報を得られるみたいです。
    http://machi-library.org/where/
    あ、でもこれだと具体的な活動ってわからないですよね^^;

    講演の後に月一で~とかという積極な活動はそんなにありませんが、これがきっかけになって僕の場合は『地域づくり』に参加するようになりました。
    ときおり、きっかけは今でも『まちライブラリーだったよね~』とか話に出たりもします^^
    とても充実した日々を過ごしています。

    東和町は、萬鉄五郎記念美術館に行ったことがあります。
    町の雰囲気も大好きです。
    ちょっと雫石の商店街に雰囲気が似てるかなとも思ったりました。

    あまり参考になるかわかりませんが、僕が思ったのは、僕も含めですが、意外と町に若者っていませんか?
    そういう若者たちは実は結構、郷土愛を持ってたりします。

    そういう彼らは何かしら『きっかけ』を待ってたりします。
    ちょっとシャイな部分があったりするのかなと思ったり。

    そういった『隠れ地元ファン』の発掘の場でもあると思います。

    長々とすいません、まちライブラリーの講演後については、『しずく×CAN』に問い合わせしてみればわかるかもしれません。
    http://shizukucan.wixsite.com/shizuku

    僕個人の情報だとすいません、あまり参考にならなかったと思いますが、東和町でのまちライブラリー活動応援してます。
    開催する際は僕も一冊持って参加したいと思いますので、是非誘ってほしいです^^

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